各種プリント板実装、試作、アセンブリ組立
AWG40ってなんですか?
AWGって、電線の太さを示す「American Wire Gauge」を略したものです。
で、AWG40と言われる電線の太さは直径約0.07987mmとなっています。どのくらいの細さなのか想像するのが難しいですが、人の髪の毛の太さが平均0.08mmと言われているのでほぼ同じ太さになります。因みに髪の毛は細い人で0.05mm、太い人で0.15mm程度と言われています。
プリント基板の実装を生業としておりますが、たまに変わった依頼があります。今回はそれにあたりプリント基板に電線をハンダ付けして欲しいとの事でしたが、内容を確認するとAWG40くらいの電線をプリント基板にハンダ付けして欲しいと。
実は同じ依頼主から以前にAWG42の太さの電線をハンダ付けした事があり、再度依頼がありました。ちなみにAWG42の太さは直径0.06334mmと極細でハンダ付け後に取扱をしくじると電線が直に切れてしまうほどでした。それに比べれば今回の電線はまだ扱いやすかったです。
線の細さが分かりやすくするため、福沢諭吉の1万円札を下にし撮影をしてあります。一万円札の表面右上にある「10000」が印字されている下に「NIPPONGINKOU」と印刷されている文字と比較して貰えればAWG40の太さを想像できるかと思います。私の肉眼では見えませんが、文字が読めるかぜひチャレンジしてみてください。
そういえば、未だ新しい1万円札見ていませんね。新札は食事のお釣りでもらった千円札1枚だけです。